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サッカーワールドカップでの日本代表の激闘は、本当に日本中を熱狂させましたね。世界のトップ選手たちがピッチで激しくぶつかり合い、空中戦で果敢にヘディングを競り合う姿に、胸を熱くされた方も多いのではないでしょうか。
しかし、その華やかなプレーの裏側で、選手たちの「脳」や「歯」には、想像を絶する衝撃とリスクが蓄積しています。サッカーは防具をつけないため一見安全に見えますが、歯科の視点から見ると、非常に激しいコンタクトスポーツそのものです。
当院では、そんなアスリートの身体を守り、パフォーマンスを最大化するために、最新のスポーツマウスガードである「VIA」を取り扱っています。今回は、サッカーにおけるヘディングや接触がもたらすお口周り、脳へのダメージをお伝えします。
サッカーで最も警戒すべき怪我の一つが「脳震盪(のうしんとう)」です。特に空中戦での競り合い時、相手の頭や肘、あるいはピッチに頭部を強く打ち付けたときに発生しやすいイメージがありますが、実は「下顎への衝撃」が引き金になるケースが非常に多いのをご存知でしょうか。
人間の下顎は、頭蓋骨に対して関節と筋肉だけでぶら下がっている、いわば「可動式の重り」のような構造をしています。マウスピースをつけずに口が少し開いた状態や、噛み合わせが不安定な状態で下顎に突き上げるような衝撃を受けると、下顎の骨がパチンと激しく跳ね上がります。

このとき、下顎の骨の先端(関節突起)が、耳のすぐ奥にある顎関節の足場を突き上げ、脳が収まっている頭蓋骨の底部をダイレクトに激しく揺さぶるのです。これが、脳の神経線維を傷つけ、意識障害や記憶喪失、強いめまいを引き起こします。さらに、一度脳震盪を起こすと、短期間に二度目の衝撃を受けた際に致命的なダメージを負う「セカンドインパクト症候群」の危険性もあります。
当院が導入している「VIA」スポーツマウスピースは、人間工学に基づいた精密な設計により、しっかりと噛み締めた瞬間に下顎の位置を最も安定するポジションでフィットします。これにより、衝撃を受けた際の下顎の異常な跳ね上がりを物理的に抑制できます。さらに、特殊な衝撃吸収素材が脳へ伝わるエネルギーを大幅に減衰させ、脳を深刻なダメージから守ります。
サッカーによるお口へのダメージといえば、相手の肘が当たって「歯が折れる」「唇を切る」、あるいは着地時にピッチへ顔を強打して「歯が抜ける」といった、一目でわかる派手な外傷を想像される方が多いでしょう。しかし、本当に恐ろしいのは、そうした目に見える怪我だけではありません。実は、多くの選手が自覚症状のないまま、将来的に抜歯を選択せざるを得なくなるリスクをはらんでいます。それが「歯の根元(歯根)への微細なヒビ(マイクロクラック)」の蓄積です。
そもそもサッカー選手は、プレー中に驚くほど頻繁に、そして強烈に奥歯を噛み締めています。その瞬間は、ヘディングでボールを捉えるときだけではありません。
これらの局面で一瞬の爆発的なパワーを発揮(クレンチング)する際、人間は無意識に奥歯を強く噛み締めることで頭部を固定し、全身の筋出力を高めています。このとき歯にかかる圧力は、日常の食事(約20〜30kg)の数倍、アスリートにおいてはご自身の体重の数倍(100kg〜200kg以上)に達することが証明されています。
もしスポーツ用マウスピースを装着せずに、このような凄まじい食いしばりや、競り合い時に顔面へ受ける衝撃を、週に何日も、そして何年も繰り返していたらどうなるでしょうか。
歯の表面にある最も硬いエナメル質は一見無傷に見えても、その内側にある象牙質、さらには顎の骨に埋まっている「歯の根元(歯根)」に対して、目に見えないほどの微小な亀裂(マイクロクラック)が網目のように、かつ深く入っていきます。これは、ピッチ上で「痛い」とその場に倒れ込むような分かりやすいトラブルではありません。レントゲン写真を撮っても初期段階では影が写らないため、歯科医師であっても目視で確認することは不可能です。
しかし、毎日の練習や試合を重ねるごとに、このガラスのコップに入ったヒビのような亀裂は、ジワジワと歯の深部へと確実に進行していきます。そして数年後、あるいは現役を引退した後に、ある日突然の悲劇として襲いかかります。
日常の何気ない食事で少し硬いものを噛んだ拍子に、脆くなった歯の根元が、文字通り「真っ二つにパカンと割れてしまう状態(歯根破折:しこんはせつ)」です。
歯冠(歯の頭の部分)が欠けただけであれば、当院でも被せ物をして修復することが可能です。しかし、土台である「歯の根元」が縦に真っ二つに割れてしまった場合、現代の歯科医療をもってしても、どれほど高価な治療を尽くしても、接着して元に戻すことは不可能です。割れた隙間から容赦なく細菌が侵入して骨を溶かしてしまうため、最終的な治療の選択肢は「抜歯」しか残されていません。
スポーツ用品店などで安価に購入できる市販のマウスピースは、厚すぎて呼吸がしにくかったり、喋りにくいために試合中に外してしまったりする選手が後を絶ちません。また、精密な噛み合わせ調整ができないため、逆に特定の歯に力が集中してヒビを悪化させるリスクすらあります。
当院が取り扱う「VIA」は、従来型のマウスピースの欠点を全て克服した最新のスポーツマウスピースです。
ワールドカップで日本中を沸かせた代表選手たちのように、最高のパフォーマンスを発揮し、かつ大好きな競技を長く安全に続けるために。
プロや社会人リーグで戦うシニア層から、駒込の少年サッカークラブの子供たちまで、全てのプレーヤーにとってマウスピースはサポーターやスパイクと同じ「必須のギア」です。
脳震盪のリスクを抑え、将来の歯の寿命を守り、さらに実力を100%引き出すために。
ぜひ当院で、最新の「VIA」スポーツマウスピースを体感してください。お口の専門家として、あなたの熱い挑戦を全力でサポートいたします!

駒込みんなの歯医者さん
歯科医師 佐藤洋一
略歴
| 2008年 | 東京歯科大学卒業 |
|---|---|
| 2009年 | 東京歯科大学臨床研修修了 開業医院にて副院長、分院長を歴任 |
| 2024年 | 駒込にて開業 |
資格・専門
〒170-0003東京都豊島区駒込2丁目14−9 TAS駒込BLD 2F
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