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虫歯は、口の中にいる「ミュータンス菌」と呼ばれる細菌が、食べ物の糖分を使って「酸」を作ることで歯を溶かし、徐々に穴があく病気です。特に、ジュースやお菓子など甘いものを食べた後は、酸がたくさん作られ、虫歯になりやすいです。
虫歯が進むと、ズキズキと歯が痛くなるだけでなく、歯の神経にまで達すると激痛が走ることもあります。さらに、歯の神経が死んでしまうと、歯を抜かないといけない場合もあります。健康な歯を保つためにも、虫歯を予防することが大切です。
乳歯の下には、次に生えてくる永久歯の芽が準備されています。乳歯の虫歯が進行して細菌が増えると、永久歯にまで感染が広がり、成長が妨げられたり、変色したり、形が変わってしまうことがあります。
乳歯は、噛むためだけでなく、顎の成長や噛み合わせの発達にも重要です。乳歯が虫歯で抜けたり欠けたりすると、隣の歯が移動し、歯並びや噛み合わせが悪くなる可能性があります。このため、将来的に矯正治療が必要になるケースもあります。
乳歯の虫歯によって痛みや不快感が出ると、食事を避けたり、柔らかいものばかり食べるようになることがあります。特定の栄養素が不足することで、健康な体や骨の発育にも悪影響が出る可能性があります。
乳歯が欠けたり、早くに抜けたりすると、舌の動きや発音に影響が出ることがあります。特に「さ行」や「た行」など、歯と舌が触れることで発音する音に影響が出るため、言葉の発達に支障が出ることがあります。
乳歯の虫歯が進行すると、痛みが出て、勉強や遊びに集中できなくなったり、夜眠れなくなったりする場合もあります。このような状態が続くと、生活の質が下がり、精神的なストレスも引き起こします。
乳歯が虫歯のまま放置されると、口の中の細菌数が多い状態が続きます。この状態で永久歯が生えてくると、初期の永久歯もすぐに虫歯になるリスクが高まります。
毎食後や寝る前には、必ず歯を磨くことが大切です。特に寝る前は、口の中の唾液量が減り、細菌が増えやすくなるため、しっかりと歯を磨きましょう。また、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目など、細かい部分も意識して磨くことで、虫歯を防ぐことができます。
フッ素は歯の表面を強くし、虫歯菌に溶かされにくくする成分です。フッ素が含まれている歯磨き粉を使うと効果的です。また、歯医者でフッ素塗布をしてもらうことで、さらに虫歯を予防できます。
ジュースやお菓子には糖分が多く含まれているため、頻繁に摂取すると虫歯になりやすくなります。甘いものを摂るときは「だらだら食べ」せず、1日のうちの決まった時間に楽しむようにしましょう。
キシリトールには虫歯菌の活動を抑える効果があり、虫歯予防に役立ちます。食後にキシリトール入りのガムを噛むことで、口の中が酸性になるのを防ぎます。ただし、ガムの成分を確認し、なるべくキシリトールが100%のものを選びましょう。
虫歯は初期段階では痛みが少ないため、自分で気づきにくいことが多いです。そのため、3〜6か月ごとに歯医者で定期的な検診を受け、プロによるチェックやクリーニングをしてもらうと安心です。特に子供の場合、歯の生え替わりもあり、虫歯になりやすいため、定期検診は欠かさないようにしましょう。
虫歯は予防できる病気です。毎日の歯磨きやフッ素の利用、バランスの取れた食生活、そして定期的な歯科検診を習慣にすることで、子供を虫歯から守ることができます。健康な歯を保つために、家族全員で虫歯予防を意識して取り組んでいきましょう!
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