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マスク着用が日常化したことで、口臭を気にされる方が増えています。「マスクをしていると口臭が悪化するのか?」という質問について、歯科医院からの視点で詳しく解説します。
マスク着用中には、呼吸で排出された気化物質がマスク内に滞留します。これにより、通常であればすぐに拡散されるはずの匂いが、口や鼻の周辺に留まります。このため、普段よりも口臭を強く感じることがあります。
マスクをしていると、口呼吸が増える傾向があります。口呼吸によって口内が乾燥すると口臭がきつくなります。唾液は口腔内を洗浄し、細菌の繁殖を抑える役割がありますが、乾燥によりその働きが低下すると、口臭が発生しやすくなります。
マスク着用により、自分の口腔内の状態に対する意識が低下し、歯磨きや舌の清掃が不十分になることがあります。これにより、食べかすや細菌が口内に留まりやすくなり、口臭が悪化している可能性があります。
マスク生活やコロナ禍によるストレスも、唾液の分泌量を低下させる要因です。ストレスを感じると、交感神経が優位になり、唾液腺の働きが抑制されます。その結果、口腔内が乾燥し、細菌が繁殖しやすい環境が生まれます。
毎日の歯磨きに加えて、舌専用のブラシや舌クリーナーを使用して舌の汚れを取り除きましょう。特に、舌の表面に白っぽく見える「舌苔(ぜったい)」が多い場合、それが口臭の原因である可能性が高いです。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間の汚れも効果的に除去できます。
マスクをしている間でも、定期的に水を飲むことで口腔内の乾燥を防ぎましょう。特に、糖分の入った飲料ではなく水やお茶などが良いでしょう。また、ガムを噛むことで唾液の分泌を促進することも有効です。
口臭を悪化させる食品(ニンニク、玉ねぎ、アルコールなど)は控えめにし、ビタミンやミネラルを多く含むバランスの取れた食事を心がけましょう。また、乳製品や発酵食品には、口腔内の善玉菌を増やす働きがあり、口臭予防に役立ちます。
ストレスを軽減するために、適度な運動や趣味の時間を設けましょう。また、リラックスできる環境を整えることも重要です。
口臭の原因が歯石や歯周病に関連している場合、歯科医院でのクリーニングが効果的です。また、定期検診を受けることで、口腔内の健康状態を維持することができます。
使用後のマスクの内側に残った匂いを嗅ぐことで、口臭の強さを確認することができます。ただし、これは一時的なもので、必ずしも健康状態全体を反映しているわけではありません。
コップに息を吐き、その匂いを嗅ぐことで、より正確に口臭を確認できます。
専門的な口臭測定器を用いることで、口臭の程度や原因を詳細に把握することが可能です。
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